当社は、1887年(明治20年)に、せともの産業の街、愛知県瀬戸市において『山徹製陶所』を創業いたしました。
1957年(昭和32年)には『合資会社マルワイ矢野製陶所』として現在の本所在地に場所を移し、製品の材質、成形方法等の更なる研究を行い、焼成管、電気抵抗用ボビン、絶縁碍子 等を製造するに至りました。
さらには アルミナ、マグネシア、ステアタイト、ムライト、コージェライト、炭化珪素、チッ化珪素、ジルコニア など、あらゆる産業ニーズに対応できる素材を用意しています。
超高温化するニーズにお答えし、電気ヒーター用碍子をはじめ産業用・家庭用機器の耐熱・絶縁性が問われるパーツをさまざまな素材を使って製造しています。
年月日 | 主要事項 | 製品開発 |
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1887年 (明治20年) |
加藤徹が瀬戸市南中之切町に山徹製陶所を創業 | 洋食器の製造開始 |
1895年 (明治28年) |
電磁器に転業し低圧碍管を製造 | 磁器碍子の製造開始 |
1935年 (昭和10年) |
矢野博男が事業を継承して矢野製陶所を設立 | |
1957年 (昭和32年) |
合資会社マルワイ矢野製陶所を創立 | |
瀬戸市北脇町に第2工場(現本社)と製土工場を新設 | ||
1958年 (昭和33年) |
本社事務所を瀬戸市北脇町(元第2工場)に移転 | |
1959年 (昭和34年) |
押出し成形機を導入 | アルミナ碍子(抵抗管)の製造開始 |
1962年 (昭和37年) |
現本社工場を新設 | |
1976年 (昭和51年) |
矢野かずゑが社長就任 | ムライト製品の製造開始 |
1977年 (昭和52年) |
全国メーカーへの直販開始 | マグネシア絶縁管の製造開始 |
1993年 (平成5年) |
プレス成形設備を増設 | 高純度マグネシア製品の製造開始 |
1996年 (平成8年) |
押出し成形ラインを増設 | 高純度マグネシア絶縁管の量産開始 |
1997年 (平成9年) |
製土工場増築 | 耐火物セッターの製造開始 |
1998年 (平成10年) |
三菱マテリアル(株)と技術提携 | 環境用セラミックフィルターの開発 |
圧力鋳込み成形機を導入 | 非焼成物の開発 | |
1999年 (平成11年) |
三菱マテリアル(株)電融マグネシアセッター事業を業務移管 | マグネシア・アルミナルツボの量産開始 |
電融マグネシア工場を新設 | 安定化ジルコニア部品の製造開始 | |
2000年 (平成12年) |
赤穂化成(株)ヒーター用マグネシア絶縁管事業を業務移管 | 保護管の製造開始 |
押出し成形ラインを増設 | ||
2001年 (平成13年) |
加工設備を増設 | スピネルの製造開始 |
CIP成形設備を増設 | ||
2002年 (平成14年) |
加工工場を増築 | ジルコニア耐磨耗部品の量産開始 |
2003年 (平成15年) |
鋳込設備を増設・CIP工場増築 | カルシア・イットリアルツボの製造開始 |
2004年 (平成16年) |
瀬戸市共栄通りに第2工場を設け鋳込み事業拡大 | 鋳込み製品の大量生産確立 |
2005年 (平成17年) |
本社工場改築 | シリカ99%製品の製造開始 |
2006年 (平成18年) |
矢野仁が社長就任 | |
理化学機器事業・耐火物事業を拡大 | ||
2007年 (平成19年) |
業務改善活動を推進 | |
2010年 (平成22年) |
セラミックス事業部と加工事業部の2事業部体制に変更 | |
2013年 (平成25年) |
生産用の押出3ラインに加え、新規材料開発用のラインを増設 |